リヴァイアサン最終巻

すげー。おもしれー。っていうかこの展開はありか?
いや、展開じゃなくて、やばいところ多すぎ。よく出版できたな。
光の者=唯一神=ブッ○ュで出てくるわ、
ラ○ス出てくるわ、フーセンはいるわ、キ○ストは出るわ…。
神戸の14歳、原爆、外国人迫害、唯一神が他の神を滅ぼそうとする、
フーセンが持っていたロンギヌスを手に入れる為に、
フーセンの国に戦争を仕掛けて滅ぼした。とか。
やばくね?(笑)


まぁ本題はそういうのに対する批判というかそういうのと、
夢の中の人物達は何もできず現実での自分の戦いが終わるのを待つだけってことか。
夢オチに近い終わり方。
でも、どの時点が最後に来る終着点なのかは読む人の考え方次第か。
リヴァイアサン大塚英志色が強いけど、ちゃんと完結してるし、珍しく普通に面白い。
大塚英志の主張が強くなりすぎると、
これはストーリー的にどうなんだって感じにもなるからなぁ。
それでも結構面白いんだけども。


なんか現実に帰そうとするのが多い気がする。
「僕は天使の羽根を踏まない」にしても「リヴァイアサン」にしても、
夢じゃなくて現実が本来の場所だ、夢が終わったら現実に帰れっていうような感じ。
前からそういうことは言ってたけど、最近はそれが作品に出てきてるな。


あとは多重人格探偵サイコがどこに向かうか、ちゃんと完結してくれるのかだ。
ハリウッド映像化準備中ってどうなるんだろう。
面白いものができりゃいいんだけど。

リヴァイアサン 12 (電撃コミックス)

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